DropBoxについて大雑把にまとめてみる。

バックアップ領域がほしかったのと、簡単なファイル共有がしたかったので、いまさらながらDropBoxを使ってみました。

DropBoxとは

ファイル共有ツールです。

インストールすると、ローカルPCに同期フォルダを作ります。同期フォルダに置いたファイル・フォルダを自動的にDropBoxが自分のサーバの上にバックアップして保存してくれます。また、サーバ側のファイルが更新された時にも自動的にダウンロードして最新版を取得してくれます。

なぜDropBoxを使うか。

家で開発や作業をする体制を整えようとしていて、「バックアップをどうするか」と「PC間、および他人との作業成果をどう共有するか」という問題で困ってました。

DropBoxを使えば、作ったファイルを同期フォルダに置いておけば勝手にバックアップをとってくれるし、自分のマシンそれぞれにDropBoxをインストールしておけばマシン間の同期も勝手にとってくれるので楽かなあと。

類似サービスでSugarSync(https://www.sugarsync.com/)というツールもあるのですが、Linux版のクライアントがないので見送りました。

Linuxにインストール

Ubuntu9.04(x86)にインストールして見ました。

  1. DropBoxのページ(https://www.dropbox.com/)より、Download dropbox
  2. Dropbox for Linuxのページに飛ぶので、自分にあったディストリのインストーラーをクリックしてダウンロードする。今回はUbuntu 9.04 (x86) というそのままの選択肢があったので楽ちん。
  3. .debファイルがダウンロードされる。Ubuntuでは.debファイルをダブルクリックすればそのままインストールされる。
  4. しかし、この時点ではまだDropboxは使えない。メニューのアプリケーション->インターネット->Dropboxを選択して、初期設定。アカウント情報などを入れる。
  5. $HOMEの下にDropboxディレクトリが作られ、そこで同期が行われます。後はWindows版と同じように使えるはずです。

Windowsにインストール

なんか面倒になったので、あとで書く。
http://picolog.at.webry.info/200809/article_32.html

使ってみて気づいた点

Subversionの処理でエラーになる時がある。

実験でSubversionリポジトリDropBoxの管理フォルダに構築してみたのですが、大量のファイルをインポートするときなどに同期orインポートが失敗します。(Subversion側がimport時にファイルの生成・削除をくりかえすため?)
今回は初期インポートだったので、リポジトリごと一旦削除して作り直すという手順で乗りきりましたが、版を重ねた後でこの問題が起きたらどうしようかなと。

まあ、とりあえず自分用のテストプロジェクトで試用して、ある程度になったら別なサービスに乗り換えればいいや。

重い。

細かく測ったわけではないのですが、これ結構重い気がする。体感的にWindowsそのものの動作がもっさりしてきたように思えます。以前は起きなかったタイミングでスワップが発生しているように思えるし。

表示上は30〜50MB程度のメモリ使用料のはずですが、それ以上の重さを感じます。

細かくOn/Offを繰り替えせばいいのですが、それじゃバックアップツールとしての価値が減少するし。うーん・・・